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海に生きる

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海に出続けて何日目になるだろうか・・・。
もう10日以上も、毎日ヨットで海に出ている。
暑い日も、雨の日も、そして嵐の日もあった。
そのどの日も、辛くも苦しくもない。
ずっと、海にいることができる幸せに浸っている。

大阪からレッスンに参加してくれたスクール生とともに、梅雨の合間の晴れた日、
いつもの佐久島へ向かった。
風は北西で、この季節には珍しく、そこそこ吹いている。
気持ちのよいセーリングで、風だけを使って、島へ到達した。
空は青かった。
今が梅雨・・・などというのが信じられない。

島ではいつもの岸壁にとめた。
そして港の近くの食堂で「おおあさり丼」。
食後、少し散歩。
港の裏手のお寺に「海神様」という名の、像があった。
頭に魚をのっけている。
釣り人にご利益がある神様らしい・・・・。

帰りの湾口、水深10mほどのところに小さな船をとめ、潜り漁をしているのをみかけた。
ウェットスーツを着てはいたが、海中の棚の端の、危ない場所。
心もとない、小さな船。
そこで、何度も素潜りで、なにかを採っていた。
それを見て、ぼくはただ、すごいな・・・と感じた。
ぼくは毎日海に出ているけど、彼のそれとは根本が違うと感じた。
彼は、真に、海に生きている。
彼に比べれば、ぼくなど遊んでいるのと大差ない。

でも、今はそうであっても・・・・。
いつかはちゃんと、ここで生きているんだって思えるようになりたいものだ・・・・。

蒲郡への帰りはすっかり風が落ちた。
舵を生徒さんに任せ、ぼくはずっとそんなことを考えていた・・・・。

by hwindlife | 2010-06-25 22:25 | ヨット  

蒼い海の記憶

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梅雨の嵐の合間、鳥羽へクルーズ&ランにでかけた。

荒れた海だった。
波はゆうにマストの高さに近く、山の合間にいるようだった。
谷間から小高い山のような波の頂上に登ると、そこでは波は飛沫をあげて飛び散り
ヨットは大きく傾いた。
風の音は、空気を切り裂くような、叫びにも似て・・・・。
波の波長と、風の息吹きのタイミングを、ぼくは五感で睨んでいた。

自然に、畏怖を感じた。
その感覚は、いつか、覚えのあるものだ。
それは海だったか、山だったか・・・。
対峙するそれに、人格のようなものを感じ、向き合わず目をそらした瞬間に
相手は自分を飲み込むのだと、なぜか知っていた。
緊張は緊迫に、そしてあるレベルをこえて、いつしかそれと同化してゆく。
もう、怖くはない。
ぼくはそこで、自然に振る舞えばよいのだ。
頭で考えず、魂が叫ぶ通りに・・・・。

嵐の海をこえたさきには、静かな夕暮れが待っていた。
驚くほどすばやく、風はどこかへ消えた。
一気に疲れを思い出した。
さきほどまみれた、あの海峡を振り返った。
夕暮れの空の「蒼」は海に映り、世界すべてを染めた。
今日にふさわしい色だ・・・そう思った。
ちゃんと覚えておこう・・・そう思った。

by hwindlife | 2010-06-21 22:52 | ヨット  

梅雨・・・・

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ついに、というかやっと・・・というか、梅雨らしい気圧配置になった。
今にも雨が降り出しそうな日曜日の昼近くの午前。
ぼくは前日のカイトスクールの疲れがまだ全然ぬけてなくて
重い足取りで、ルナの散歩にでかけた。

昨日はいい風が吹いた。
三人の若いスクール生徒さんが来てくれて、ぼくも気合が入っていた。
一人は滋賀からの参加で、満足して帰ってもらいたかった。
それにしても暑かった・・・。
浜辺で三人を交代でレッスンすること5時間あまり、気がつくととても疲れていた。
いや、疲れ果てていた。
たぶん、軽い脱水症状。
生徒には気をつけるようにと、かなりうるさく伝えているのに、自分がなっちゃった・・・。
くわえて、最後にカイトをぼくの不注意で海に流してしまった。
自由になったカイトは、海の上を風と潮にのってころがっていった。
幸いに、ビーチの横に流れでる豊川の河口の堤防に向かっているように見えた。
スクールの近くでカイトをしていたいつもの仲間が、逃げだしたカイトを
捕まえに車で走ってくれた。
ごめんなさい。ありがとう・・・。

そんなこともあって今日は疲れていた。
日曜日、久しぶりにオフで助かった。

トポトポといつもの散歩道を歩く。
森の中に入ると、木々が東よりの風に揺れている。
ぼくは切り株に腰かけて、木々の隙間から空を見上げる。
雲は、雨をしっかりとためた、重そうな色をしている。
木々が摺り合う音だけが森の中にある。
なんだか深い山の中にいるような気がして、少し癒された。

愛犬は元気だ。
若いエネルギーにあふれている。
森の中はいろんな不思議な匂いがするのか、鼻をヒクヒクさせている。
目が、もっと森の奥まで行こうよって誘ってる。
うん、もうちょっといこう・・・でもゆっくりね。
もうじき、雨が降ってくるかもね。
少しくらい、濡れてもへいきだけど・・・・ね。

by hwindlife | 2010-06-13 23:08 | 好きなこと大切なこと  

佐久島 ヨット・デイクルージング&レッスン

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日曜日、Yさんのヨット、デイレッスン。
クルージング&レッスンで佐久島へいくことにした。
佐久島は三河湾の真中に浮かぶ小さな島。
蒲郡からはヨットで約二時間の距離にある。
ここには、何度も訪れている。

南寄りの風に乗って心地よくすすむ。
今年は天気がよくても、風が少し冷たくていつもより暑さを感じない。
いつもと違う、この季節の風・・・。
ほどなくしていつもの東港へ着いた。
東港の岸壁はいつにも増して、一時係留している船が多い。
ヨットもボートもいっぱいだ。
なんとかスペースを見つけ、槍付けで岸壁にとめる。
最近、テレビとかで取り上げられる回数が増えてぐっと訪れる
人も多いらしい。

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ヨットをとめて、お昼時なので近くの食堂「ゆきや」に向かう。
ここは佐久島に来るたびに立ち寄るところ。
今日は一色町からの定期連絡船で来た観光客もいっぱいいて
食堂もいっぱいだ・・・・。
少し待って、島・・らしいメニューの注文をする。
エビのかき揚げ丼、ニシ貝、大あさり、そしてタコ。
どれも新鮮で、大変満足。
それにしてもタコは大きくて、食べきれませんでした。
タコさん、ごめんなさい・・・。

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食後は、島の狭い路地づたいに、帰る。
昔ながらの風情が残り、なんだか懐かしい。
一歩、路地に踏み入ると、急に静けさに包まれる。
海岸通りの観光客の喧騒が、うそのようだ。
海からの風が、路地をわたってゆく。
時間が止まったようだ・・・・・・。

うたた寝での夢のような、ショートトリップだった。
ほんの半日、でも海をわたって、時間をタイムスリップする・・・・。
お腹も気持ちも満足した。

by hwindlife | 2010-06-07 20:43 | ヨット