人気ブログランキング |

カテゴリ:家族のこと( 37 )

 

二度目は、ない

深夜0時の公園。
息子と、愛犬と・・・。
こんな遅くに、息子が一緒なのは訳がある。

夕飯時、厳しく息子を叱った。
何度も注意されていることを、繰り返したからだ。
一度は許す、ただ、二度目はない!。
そう、彼には言い聞かせてきた。
何度も・・・。
小学生低学年の彼にとって、わかっていても、つい・・・。
それはわかる。

夕食後、再び、叱る「ネタ」が出てしまう。
これまた、何度も、言い聞かせてきたこと。
もう、我慢しない。二度目は、ない。
首根っこを捕まえてぶら下げ、玄関の外に放り出す。
中から二重カギ、そして電気を消す。
「朝までそこにいろ!」
裸足で、泣きじゃくる息子・・・。

そして、一時間・・・・・。
いまどき、外に放り出されるような叱られ方をする子どもも少ないかも。
近所では、虐待してると、思われてるかもな・・。
でも、これも、しかたない。
そして、また一時間。
犬を散歩に連れ出すとともに、息子に声をかける。
「靴はいて、ついてこい!」

何も知らずにはしゃぐ愛犬。
息子は、少し後を、神妙な顔で続く。
誰もいない、深夜の公園でベンチに座る。息子も隣に。
しばらく、何も、しゃべらない。
いや、どう、伝えるか、迷っていた。
「わかるか、パパの気持ち」
「うん・・・・」
「二度目はないんだ」
「知ってる・・・・」
「これから。どうすればいいか、わかるな?」
「うん・・・・」

今日は、これだけ。
多くの言葉は、必要ないと感じた。
しばらく、二人で座り、そして彼は犬と走り、家へ帰った。
二人で遅い風呂に入り、洗い、抱きしめてオヤスミをした。

二度目はない・・・。
その言葉は、昔、山の世界で先輩から言われ
そして、自分の命のやりとりの中で、強く実感した。
50%のい確率で臨む厳しい山で、同じミスを二度繰り返して
生きて帰れる可能性は、限りなく低い。
街の暮らしの中で、そんなことはないにしろ、自分の人生の「轍」であることは確かで
それを息子に、時に触れ伝えたいと、願っている。
そして、自分だって、何度も同じ間違いを犯している「愚」を、
自分に強く戒めることだって、必要なはずだ。
山なら、とっくに、死んでいる・・・。
息子を叱りながら、実は自分の胸も痛い。

台風が去って、何故だか少し、ざわついていた心が静かになってきた。
明日からはまた、夏日が戻るだろう。
夏の「計画」を考えなきゃ・・・。
この夏の、息子との冒険の「計画」・・・・。

by hwindlife | 2011-07-23 00:40 | 家族のこと  

家族で海水浴!

f0158239_23143023.jpg


f0158239_23162494.jpg


f0158239_2316588.jpg


土日にレッスンが入ることが多く、なかなか子どもたちとの時間がとれない。
かなり、ストレスフリーなライフスタイルになってはきたが、それだけは少し残念。
日曜日、珍しくスケジュールが空いた。
海開きは昨日したばかり。
海水浴へ行こう!
息子の操船で、大島へ。
沖合にアンカーリングして、ゴムボートで上陸する。
大島の海の家でバーベキュー。
その後、お決まりの飛び込み台。
息子は、昨年、飛び込むのに30分もかかったが、今日はあっさりと・・・。
こんなとこにも、些細な成長が見える。
再び、ゴムボートに乗り、少し離れた小島へ。
周囲100mくらいの小さな無人島。
驚くほど水が綺麗なのに、少し驚いた。

子どもたちとの「時間」。
なによりも大切にしなきゃいけない・・・そうは思っている。
義務・・とかではなく、純粋に、その時間が楽しいし、かけがえのないもの、と思えるから。
この夏。
海の仕事と折り合いをつけ、素敵な時間を、共有したいものだ。

by hwindlife | 2011-07-03 23:17 | 家族のこと  

愛犬

f0158239_9595857.jpg


猛暑が続く。
愛犬もコンクリートが熱すぎてあるけないから、早朝に散歩。
この子は二代目のゴールデンだけれど、同じ女の子でゴールデンでも
性格、まったく違う。
前の子は、大人しく、のんびり屋。この子は、オテンバ!!
どちらもカワイイけど、家を破壊するのはやめて欲しい(泣)。
今年の夏、泳げるように特訓するぞ、ルナ!!

by hwindlife | 2011-07-01 09:59 | 家族のこと  

息子の誕生日

f0158239_23574243.jpg


今日、息子七歳の誕生日。
はやいものだ・・・・・。

七年前の今日、息子は産まれた。
その直前まで、ぼくは海のうえだった。
息子がもう、まもなく産まれる!
病院からの電話を海の上で聞き、そして急いでヨットをマリーナに着け
病院へと向かった。
なんとなく実感がわかず、不思議な気分だった。

そして息子と対面してもなお、実感に乏しかった。
でも、嬉しかった・・・。

最近の息子は、多くの話ができる相手になり、実感どころか自分の
一部になっているような気さえする。
息子が育っていくのを見つめることは、なにごとよりも楽しく心躍る。
息子の悲しみは、なにごとよりもぼくの胸を締め付ける。
ヨットのインストラクションのごとく、できるだけ自分の力で進むように
心配だけれど手をださずに、それでいて強い安心の後ろ盾になってやれればと思う。

先日、息子が同級生とケンカをして帰ってきた。
どうも最後にゲンコツで顔を殴られ、泣いて帰ってきたようだ。
顔が少し腫れている・・・・。
夜になって、担任の先生から電話があった。
事情を説明してくれたが、ぼくは息子から聞かねば・・・と思った。
しばらく、息子と話をした。

ケンカはしょうがない。
殴られたのも、たとえそれがゲンコツでも、やむ追えない。
でも、最後、泣いて帰ってくるとはどういうことだ、とぼくは詰問した。
相手がわけもなく、ふざけてちょっかいを出してきたという。
それに対して、息子はやめろ・・と対応したが、それに相手が逆上し
殴りかかったという。
息子も、なんとかやり返した。
でも、悲しいかな小さな息子、非力でやり返された。

どうするんだ・・・。
このまま、泣き寝入るのか。
やり返すか、でも、またやり返されるか。
じゃあ、不意打ちにしてやるか。
それとも、その相手から、またやられないように、逃げまわるか。
みんなの前で、泣かされたんだぞ。
みんなが見てたんだ。
お前が泣いて帰っていくのを・・・・・。

息子はぼくに、気持ちを話した。
自分はわるくない、だから、ちゃんと話をつける・・・と。
そうか、じゃあ、パパは何もしてやれないが、明日先生にお願いしろ。
みんなの前で、昨日のこと、どうして起こったのか、なぜ殴られなきゃいけないのか
相手と話をさせてほしいと。
息子は決心したような面持ちでひとこと、わかった・・・そうする・・・と。

ぼくはその夜、先生に手紙を書いた。
息子が相手と「対決」する場を作ってやってほしい・・・と。
「おとこ」として、こういったことにちゃんと立ち向かう姿勢をつけさせたいと・・・。
息子が、先生にそれを頼みに行ったら、聞いてやってほしい・・・と。

翌日、息子は晴れ晴れとした面持ちで帰ってきた。
夜になり、先生も電話をくれた。
授業の時間を割いて、みんなの前で二人で話をする機会を作ってくれたそうだ。
息子はちゃんと話をし、そしてわけもなく、じゃれたあげくに、げんこつで殴ったことを
相手は息子にわび、そして握手をした・・・。

対応してくれた先生に感謝だ。
少し出しゃばったかな・・・と反省もしたが
息子の気持ちが強かったことが嬉しくもあった。

この春、一年生になりたての息子に起こった、最初の「事件」。
少しだけ息子を「大きく」させてくれた。
強い、息子を感じることもできた。
ぼくは、これから、もっと息子を信頼し、見守っていきたいと思う。

もし息子が不安でぼくを振り返った時、だいじょうぶだ、おまえはやれる、いけ!と合図だけ送る。
息子を信じて、手を出さずに・・・・。
おまえはやれる!だいじょうぶだ!
おれの息子だから・・・・と。

by hwindlife | 2010-05-25 23:57 | 家族のこと  

今日のルナ


by hwindlife | 2010-04-12 21:22 | 家族のこと  

娘とデート

娘が年度替りで保育園が休み。
ぼくと二人きりで一日過ごすことになった。
どこかお出かけしようかな・・・デートみたい、いや三歳だからまだ子守だよな。
息子と娘では、なぜか少し接する「かんじ」が違う。
息子は自分のミニチュアのような感じがあって、ぼくも彼に対してとても
自然体でいられる。
娘はぼくが少し意識しすぎなのか、少し構えてしまう。
三歳ぐらいなら一緒のようなものだけれど、あなどるなかれ、三歳でも「女」だ。

f0158239_0315457.jpg


さて、どうするかな。
じゃあ、まずは二人でマックでランチだ。
ぼくと二人のときの娘は、驚くほどききわけがいい。
っていうか、しっかりしてる。
「パパ、もうたべた?さっ、いきましょ!」
リードされながら、次の場所へゆく。
お次は、イオンの中のボールプールなどがある遊戯施設へ。
そこでトランポリンやら、ボールプールやらで一緒にはしゃぐ。
もう、汗だく・・・・。
「さ、つぎ、いきましょ!」

f0158239_0325215.jpg


お次はカラオケ。
娘と順番に歌う。
ぼくもテキトーに好きな歌を唄うが、娘は神妙に聞き入っていて
唄い終わると、拍手、拍手・・・。
自分の番になると、じっと画面を見つめて一生懸命唄う。
うーーん、三歳ってこんなだったっけ??
息子の三歳は、もっと幼かったような・・・・。

f0158239_033887.jpg


そのあと、電気屋さんでお買い物をしてから、カフェでお茶をする。
いつもはあまり食べないケーキをしっかりと食べた。
もちろん、飲み物は紅茶・・ではなくミカンジュースだけど。

f0158239_0332430.jpg


帰り道、さすがに疲れたのかシートで寝入る。
二人きりってのは、ときどきは必要だなって感じる。
娘との「間合い」みたいなものをちゃんと理解するためにも・・・・。
そして、そう、ぼくも今日は楽しかった。

f0158239_0334661.jpg

by hwindlife | 2010-04-06 00:24 | 家族のこと  

ルナ 退院

f0158239_10184511.jpg

一週間近く入院してルナは退院した。
子犬なのに開腹手術なんてすることになって気の毒・・・。
ごめんな、ルナ・・・そんな気持ちで迎えにいった。
ぼくの顔を見るやいなや、大騒ぎをしだした。
お腹を二十センチも切って、胃や腸を取り出した手術をしたとは思えないくらい。
安心したとともに、またまた近くのタオルを咥えようとしているのを見て

「こいつ、全然こりてない・・・・・」

家に帰るとさっそく大量のウンチ。
口からお尻まで「開通」しているのは確かだ。

しばらく、成犬になるまでは注意が必要だ。
いや、大人になってもこうだったら、どうしよう・・・・。
これじゃほんとに「マーリー・・・・」だ。

by hwindlife | 2010-04-02 10:18 | 家族のこと  

開腹手術

子犬のルナは、なんでも食べる。
恐ろしいほど、なんでも食べる。
ある日ルナを家の玄関ホールに離し、留守番させてでかけた。
帰ってみると、なんだか様子がおかしい。
自転車が倒れている。
そしてその前輪が外れていた。
倒れて外れたのかな・・・と思ったが、その車輪を止めてあったはずの
ボルトが両サイド見当たらない。
なんでかな???

数日後、そのボルトはルナのウンチから発見された。
暇にまかせたのか、ストレスもあったのか、スパナでしっかりとめてある
自転車の車輪を、「歯」で外したのだ。
恐るべし・・・。
でもい、もう一つ、ボルトがない。
心配になり、動物病院へ。
レントゲンを撮ってもらい、もうすでにルナの中にはないことに安堵した。
そんなことがあったのに・・・・・・

少し気を許していたら、今度はタオルを食べた。
それもかなりの量だ。
残った残骸は3分の1以下。
案の状、しばらくしてウンチから一部、そして嘔吐して一部。
でも出きらないのか、嘔吐を繰り返す。
タオルはやばい、腸閉塞になると聞いていた。
眠れない夜を過ごして、今朝一番で、元気がなくなってきたルナを連れてゆく。
レントゲンを撮ると・・・胃に確かに何か異物が見える。
これはまずいよ・・・と獣医。
即、手術の手配をすることとになった。

手術は夕方、ぼくはルナを預けて一度家に戻る。
なぜかぼくも、胃が痛い。
そのうちこらえ切れなくなって、胃薬を飲んでベッドに入った。
ぼくの神経は弱い・・・・・。

夕方、待ちわびた動物病院からの電話。
息子と娘を連れて、面会にゆく。
結局、十二指腸から空腸にわたってタオルの残骸。
そして胃にも同じく、タオル。
もう少し遅れたら命が危なかったと聞き、ぼくは強い脱力感と反省の自己嫌悪。
でもなんとか命が助かって、ほんとによかった・・・・・。

ほんとに、すまない。
ごめんね、ルナ。

by hwindlife | 2010-03-26 22:49 | 家族のこと  

卒園式

f0158239_2284192.jpg


少し冷たい雨の降る木曜日。
息子の卒園式。
もう、6年も経ったのだ。
まだ歩くのもおぼつかない頃に入園し、長い時間、そこで過ごした。
なにもできないあかちゃんが、小さいながらも感情豊かな
やさしい子になった。
そして今、少年の入り口にたっている。

卒園証書をもらう彼の後姿をみながら、いったいこの期間のどれくらいのことを
この先覚えているだろうか・・・・と思った。

ぼくにも確かに、保育園の時期の記憶はある。
園の裏山で遊んだ記憶。
園の窓から見た、そのころ開通した「新幹線」。
遠足のとき、隣の子と手をつないであるいたこと。
給食のパンがきらいだったこと・・・・。
ずいぶん昔だ・・・。
でも、ぼくのあの頃と今と、人間の根本は変わっていない。

さよならの歌を歌い、先生に挨拶をし、
息子自身はそこを離れる実感がないようにみえた。
長くて短い、6年。
ぼくにとってのこの期間は、実に意味多い「とき」だった。
息子の誕生をきっかっけに、自分の人生を自問自答しはじめた。
それまでずっと、つっぱって生きてきた。
でもそれが苦しく感じた。
その「たが」を不用意にはずしたとき、ぼくは落ちた。
生きる意味を考えた。
生きてきた意味を、振り返った。
後悔もした。
未来に、絶望感すら感じた。
ぼくは、深く、落ち、そこから戻るすべがわからなくなった。

「時間」は流れているだけではない。
その流れには意味がある。
「時間」にしか、解決できないこともある。
しばらくもがいた自分は、ときの流れに身を任せるしかないことを悟った。
そしてしばらくすると、すっと眼の先のもやが晴れ、自然に静かに
呼吸できるようになった。
そんな・・・・6年間だった。

ある小説の一文が、ぼくにはとても深く感じられていつも頭の中をリフレイン
する。

「過去に囚われすぎず、未来に夢を見過ぎない。現在は点ではなく、永遠に続いているものだ、と悟った。ぼくは、過去を蘇らせるのではなく、未来に期待するだけでなく、現在を響かせななければならないのだ。」
冷静と情熱のあいだ  辻 仁成 から

長くて短い6年だった・・・・・。
息子はそれなりに成長し、そしてぼくも変わった。
子どもたちにはついつい、将来を期待しがちだ。
もちろん、それも必要かもしれない。
でも、一番大切なこと。
それは「今」を大切にすること。
ぼくは自分の人生の「今」を響かせることに、喜びを感じ
そしてそれを息子に、娘に伝えていきたい。

息子よ・・・素敵な少年時代を過ごしてほしい。
二度と来ない、素敵な「とき」を・・・・。

by hwindlife | 2010-03-25 22:01 | 家族のこと  

ライオンの風 羊の風

日曜日、マリーナにいると思わずしてシーブリーズが吹きだした。
シーブリーズっていうのは、おもに気温差で吹く海陸風。
この日は北寄りの風が西へ、そしてやや南寄りに振れて海面を吹きわたり始めた。
この風向きなら、マリーナ前のビーチはカイトボーディングにグッドコンディション。
ヨットに来たのだけれど、急いでカイトボードの準備を始めた。

軽めの、それでいてしっかりした風が海面に模様を作っている。
ぼくたち(海で遊ぶ仲間たち)は、その風が作る風紋や色合いで
風の強さや、振れや、その息吹きを感じ、そして予測する。
ぼくは慎重に海面を眺め、見えない風を感じ、そしてゆっくりとカイトを振って
海に滑り出した。
風は沖へ出ると少しだけ北に振れているように感じた。
それでも風速は沖合のほうが強く、ぼくは沖へ沖へと走った。
まだ、風は吹きだしたばかりだから、海に波はそれほど立っていない。
だからボードは波に邪魔されずに、滑るように進む。
ぼくは相変わらず海面の風紋を観察し、頬と耳でも風を感じている。

インサイドに戻り、今年ずっと練習しているトリックをトライする。
何度目かで・・・・なかなかできなかった「技」がなにげに決まる。
どうしてできたのか・・・・・わからない。
何度かトライする。
やっぱり、できる。
あんなに何度も何度もトライし、冷たい海に叩きつけられて
それでもなかなかできなかったのに・・・。
こんなものだ。
何度も、執拗に「壁」を押していると、思わずしてその壁を突き抜けるときがくるものなのだ。
ぼくは、やっと壁を抜けた自分に少しだけ安心して、カイトを降ろした。

確かに、今日の風は「春の風」だった。
鼻の奥がムズムズするような匂いすらした。
日に日に、春はやってくる。

「三月はライオンのようにやってきて、羊のようにさってゆく」

by hwindlife | 2010-03-15 21:03 | 家族のこと