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いのち

昨晩、少し前から調子の悪かった猫のララが逝ってしまいました。
そして今日、今年二回目となる長楽寺で葬りました。
さくらが逝ってまだ100日と少ししか経っていないのに、二度もここへ来るなんて・・・。
悲しみと自分の無力さに対するせつなさとが入り混じった思いで、ぼくはお堂の蝋燭の灯りを
ぼんやりと見ていました・・・・・。

「いのち」には限りがあります。
犬や猫たちは10年から20年の寿命ですから、飼い主がそれを見送ることはほぼ必然です。
もちろん、こんな日が来ることをわかって、一緒に暮らしていますが
その日が来るたびに、悲しみに打ちひしがれ、寂しい思いが心の奥に溜まってゆきます。
そしてそれは人間にも必ず訪れることであり、、その悲しみを超えていかねばならないのが
宿命です。

言葉では「限りあるから美しいのだ」といいますが、自分にも訪れるその時を、まだ今は
冷静な気持ちで理解し、受け入れることはできません。
それを「悟る」ようなときが、いつかは来るのでしょうか・・・・・・。

残ったあと8匹のの猫達は、今日は心なしか静かです。
ララが逝ったことを、なんとなく動物の勘でわかるのでしょうか。
長男はもうその現実をちゃんと理解できる年齢です。
帰宅した後の、最初の会話も、その話題でした。

大切な家族です。
大切な「いのち」です。
逝くほうも、残されるほうも、悔いのない関わり方と生き方をしたいものです。

ララちゃんへ。
あまりぼくとは接点がありませんでした。
猫の「群れ」の中にいることで、あまりぼくと関わることができせんでした。
幸せでしたか?
ぼくの家族になって、幸せでしたか?

天国でも先に逝ったキーちゃんママと楽しくやれることを祈っています。
ありがとう・・・・ララ。

by hwindlife | 2008-11-19 22:26 | 家族のこと  

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