海の恵み


すべてのサイズのカイトとボードを積んできました。
どんな風でも乗る気です。
体調は悪いけど、乗らなきゃいけない、そんな気がしていました。
そしてぼくは、いつもの海に10時前に着きました。。
海は・・・・真っ白です。
風による白波・・・これを「うさぎ」とぼくたちは呼びますが、うさぎがいっぱいです。
結局、いつもと同じ一番小さなサイズでいいようです。
ビーチには誰もいません。
ビーチどころか、うさぎの飛び交う荒れた海には船舶の姿も見えず、ひとりぼっちの感いっぱいです。
それでも車の中で「全力少年」を大きな音量で聞いてから、ゆっくりとビーチに降りました・・・・。
平均的に風速は10mくらいで北西です。
風は時折、息を吹くように吹き上がります。
吹き上がる風は北よりです。
つまりきっと、中部地方へ張り出した高気圧が上部が少し膨らんで「縦」すじの等圧線に
なっているのでしょう。
北西のレギュラーな風、時折吹き上がる北よりの強い風・・・・。
それを乗り継ぎながら、ずいぶん長い間、海を行き交いました。
風も海も、そんなに冷たく感じませんでした。
むしろ動きまわる体にはここちよい温度でした。
お昼前、ぼくは満足してビーチにあがりました。
予測では、この風は午後にはもう少し北に振れて、そして落ちていくでしょう。
もっとガスティーになるかもしれません。
いい、あがりどきです。
しばらくカイトの横で座り込み、海を見ていました。
ここは三河湾の一番奥です。
右手には蒲郡の町並み、正面には西浦の半島が見えます。
左手は渥美半島です。
ポツンと三河大島が浮いています。
大きな湖のような海。
スナメリの住む海。
エメラルドグリーンの海じゃないけれど、ずっと残したい自然です。
こうして海に対峙して、そこからもらう「ちから」は今のぼくには、かけがえのないものです。
そしてそうして、きっとこの先もぼくや息子や家族や友達に、ちからを与えてくれる。
海の「恵み」は、海産物だけではないのです・・・・・。
ぼくはその後、すぐ近くのマリーナに寄り、併設された温泉に入り
ヨットの中でしばらく読書をしながら、眠ってしまいました。
風に揺れるリギンの音が心地よく、ずっと夢の中でも鳴っていました・・・・・。
by hwindlife | 2007-12-24 23:12 | カイトボーディング

