カイトの友人
仕事のリズムを少しだけ思い出したように取り戻しました。
そして、今の自分の仕事に「足りないもの」がなんだか解りかけた気がします。
その「足らないもの」は、ぼくの夢を育んでくれるような予感がします。
だから久しぶりにちょっと心が軽い・・・・。
こんな日の夜は、静かに海のことを思うことができます。
子供たちが寝静まった深夜、久しぶりに「カイト」をリビングに引っ張り出してきて
メンテナンスを始めました。
先週、久しぶりに海に入ったときに壊してしまったバーを直し、ラインの撚れも直します。
DVDで「ライディング・ジャイアンツ」を流し、地道にラインを手繰りながら先週の海を思い出します。
体調も悪く、風も強く、また肺炎をぶり返すに決まっているのに、ぼくは海にいました。
一人で強風の海の前に立ち、やっぱり帰ろう・・・そう思いました。
でも、しばらくして、今年になって知り合ったカイトの友人たちがやってきました。
彼らが海に入るのを、堤防の陰で風をよけながら見ていました。
なんだか無性に海に入りたくなりました・・・・・。
ほんの短い時間。
一番小さなカイトで久しぶりの海にでました。
その友人たちがビーチにいて、こちらを見ていてくれるのがとても心強く
いつも一人で海に入るときとは違う、いつか覚えのある懐かしい想いにに駆られました。
ウィンドはずっと仲間と一緒に「成長」してきたのです。
でもカイトをするようになってからはずっと「ひとり」でした。
ぼくより一回りくらい年齢の違う友人たちです。
でも、その海に向かうスタイルはとても尊敬できます。
少し深く話をすれば、とても自分と同じ「匂い」を感じ、短い期間に勝手に「仲間」を
感じるようになったのでした。
あの日、彼らにエネルギーをもらい海に出て、そして海から久しぶりにエネルギーを
もらうことができました。
友人と海に感謝。
翌日にはまた体調を崩したけれど、気持ちの奥をしっかりと潮で洗うことができたのでした。
ラインを手繰りながら、今週末、また海に入りたいな・・・・そう思います。
週末吹く風が、気になります。
そう・・・そんな感じが、ぼくらしいのです。
by hwindlife | 2007-12-13 23:59 | 友人のこと