鳥羽 ヨット クルーズ&ランの旅

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ゴールデンウイーク前半は、鳥羽方面へのクルーズ&ランのスクール。
少し強風が予想されていて少し迷ったが、直前まで天気図とにらめっこし
大丈夫!と確信して生徒さんとダブルハンドででかけた。
船を走らせてまもなく、スナメリが現れる!
なんだか嬉しい・・・。
天気は上々、でも伊良湖岬に近づくと風はあがってくる。
不思議にここは、いつでも強い風が吹く。
風の通り道になっているようだ。
伊良湖水道は大型船がゆきかう。
ここを通過するのはいつも緊張する。
丁寧に周囲をワッチし、できるだけ航路に対して垂直、最短距離で進む。
大型船は遠くに見えても、速い。
くわえてここの海域は潮の流れと太平洋のうねりが微妙に重なり
不規則な海面を作り出している。
ヘルムも慎重さが必要だ。
波に合わせ、進路もキープしながらのヘルムは生徒さんにとってもいい練習になるはずだ。
ここを超えれば、北西の風は答志島のブランケットに入り、弱まる。
答志島と菅島の間の水路を、港の灯台などと目印にナビゲーションしながら
すすんでゆく。

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今日は鳥羽国際ホテルの桟橋へ。
ちょうど大潮、桟橋周辺の深さは最低で2.1mほど。
トレードウィンドの「深さ」は2.1mなのでギリギリ着底するかしないか・・。
慎重にデプスをにらみ、着岸した。
蒲郡から5時間。風がよくていい練習日となった。

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翌日は周辺の島の間を縫うように進み、ナビゲーショントレーニング。
途中、セーリング練習。
菅島の南の海面は広く、風も綺麗に抜けてセーリングの練習にいい。
ずいぶんと手際もよくなってきた生徒さん。
ポイントオブセイルを体で覚えるため、なんどもタックを繰り返す。
今日は少し早めに、浦村の奥、海香マリーナ前の浮き桟橋にもやった。
少し遅めのお昼に、近くの牡蠣漁師が営む「牡蠣食べ放題」へ。
もう一年は食べなくていいと思うほど頂き、船に帰る。
夜は満月がゆっくりと東の空からのぼり、海面にそれが揺れてうつり
幻想的だった。

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三日目、再び強風。
浦村にも20ノット以上の風が入ってきている。
今日は再びヨセマル周辺でセーリングしたあと、答志島へ向かうことにした。
答志島は和具の港へ入港する。
入港のアプローチは、周辺の水深が浅いので慎重にすすむ。
また、漁港の中は狭く、深さが確保できる水域が狭いので慌てると
ろくなことがない。
港の外で、どちらのサイドにもとめられるように準備。
くわえて槍付けも想定してアンカーを準備した。
港に入ってすぐ、漁船の真後ろの狭いスペースに、張り付くように着岸。
水深はまだまだ浅くなり、着岸した堤防のしたがえぐれていて、そこへ
船が入りこみそうになる。
何度も、いろんなケースを想定しながらもやいをなおした。
こうした実践は、なかなかマリーナのレッスンではできない。
いい経験になったと思う。
夕食は、いつもの港近くの居酒屋「大春」へ。
地元の漁師としばし軽口をたたきながら、少しほろ酔いで船に帰った。

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最終日、風は穏やか。
ゆっくりと蒲郡へ帰港する。
途中、再び伊良湖水道では大型船とのやりとりを復習。
その後、走る船の中で島で仕入れた伊勢うどんを作った。
再びスナメリを目撃。
いつもだが、なんだか幸せな気持ちにさせてくれる。

天気に恵まれたクルージングだった。
やはり、クルーズ&ランで得るものは大きい。
ぼくはいつも、自分の学んだカナダ、ガルフの島々と鳥羽、五か所周辺の
島々を比べてみる。
確かにカナダの自然は壮大だが、この周辺の海域の魅力もけして遜色ない。
これからもっとバリエーションを増やし、多くの人たちを案内したいものだと思う。

by hwindlife | 2010-05-02 19:36 | ヨット  

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