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開腹手術

子犬のルナは、なんでも食べる。
恐ろしいほど、なんでも食べる。
ある日ルナを家の玄関ホールに離し、留守番させてでかけた。
帰ってみると、なんだか様子がおかしい。
自転車が倒れている。
そしてその前輪が外れていた。
倒れて外れたのかな・・・と思ったが、その車輪を止めてあったはずの
ボルトが両サイド見当たらない。
なんでかな???

数日後、そのボルトはルナのウンチから発見された。
暇にまかせたのか、ストレスもあったのか、スパナでしっかりとめてある
自転車の車輪を、「歯」で外したのだ。
恐るべし・・・。
でもい、もう一つ、ボルトがない。
心配になり、動物病院へ。
レントゲンを撮ってもらい、もうすでにルナの中にはないことに安堵した。
そんなことがあったのに・・・・・・

少し気を許していたら、今度はタオルを食べた。
それもかなりの量だ。
残った残骸は3分の1以下。
案の状、しばらくしてウンチから一部、そして嘔吐して一部。
でも出きらないのか、嘔吐を繰り返す。
タオルはやばい、腸閉塞になると聞いていた。
眠れない夜を過ごして、今朝一番で、元気がなくなってきたルナを連れてゆく。
レントゲンを撮ると・・・胃に確かに何か異物が見える。
これはまずいよ・・・と獣医。
即、手術の手配をすることとになった。

手術は夕方、ぼくはルナを預けて一度家に戻る。
なぜかぼくも、胃が痛い。
そのうちこらえ切れなくなって、胃薬を飲んでベッドに入った。
ぼくの神経は弱い・・・・・。

夕方、待ちわびた動物病院からの電話。
息子と娘を連れて、面会にゆく。
結局、十二指腸から空腸にわたってタオルの残骸。
そして胃にも同じく、タオル。
もう少し遅れたら命が危なかったと聞き、ぼくは強い脱力感と反省の自己嫌悪。
でもなんとか命が助かって、ほんとによかった・・・・・。

ほんとに、すまない。
ごめんね、ルナ。

by hwindlife | 2010-03-26 22:49 | 家族のこと  

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